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2011/10/29(土) 静岡県 朝霧 89日目 No.129-130



素晴らしい天気!
空中撮影

 

  10月の週末はフライトの相応しい天候に恵まれず、やっと良い条件の日がやってきた。実に素晴らしい天気。いつもより富士山が近くに見える。期待が高まるが、朝から強めの北風が入って、空域は不安定。インストラクターや日本代表クラスの人だけがフライトしている。ランディングで待っていると、南風が次第に入ってくる。

 素晴らしい天候に誘われてか、パイロットがとても多い。 あっという間に前山は機体で溢れそうになる。そうこうしていると、良いサーマルが発生し、それに乗れた機体が大きく上昇して主稜線へ移動していった。完全に出遅れ状態になる。

127本目
129本目:大人数のフライト待ちの為、機体を広げる場所もなかなか取れない。やっと準備して離陸するが、ランディングから見ていた通り、あまりよい条件では無い上、多数の機体に対する警戒が怠れない忙しいフライトとなる。斜面上昇風を捉えるリッジソアリングという作戦で辛うじて高度維持。トップアウトもできず、次第に高度を失ったので、ランディングへ向かう。

128本目
130本目:離陸時に、翼が前に出過ぎるのを感じて、ブレーク操作で翼を減速させる。こうした操作が普通にできるようになってきた。空域はさらに条件が良くないようで、なかなか上がらない。ピンポイント的にサーマルが発生している場所があったが、強いシンクが付近にあり、うまく上げられない。 次第に高度を失い、ランディングへ向かう。ターゲットを狙ってみるが、15m以内に降りれなかった。

この時期に主稜線へ行くには、強いサーマルの出るタイミングを捉えることが必要で、その為にはテイクオフで待つのではなく、離陸して空中で高度維持をしながら待機して、サーマルを待つほうが良いとアドバイスを受けた。確かに、あれほど混雑するとなると、すでに空中に出た機体の動きをみてから、離陸準備に取り掛かっても、サーマルに乗れない。

もう一つ、サーマルで360度旋回しなければ主稜線へ出れないとアドバイスを受ける。今回は、2つのサーマルを往復するような、リッジソアリング風の動きをしていた。サーマルの直径が小さかったので、もし360度旋回するなら、かなり半径を小さくする必要がある。よく考えると、鋭い旋回は岩屋山の時に少ししただけで、いつもはブレークを肩の位置まで引いたぐらいの旋回をしていた。以前の池田山(岐阜県)では不要だった。やり方は、ロールアウトで教えてもらったので、次のチャンスでやってみよう。

 

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© 市 岡

 

 

 

 

 

 

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